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錬金術書の買える書店

Kessinger Publishing

稀覯本の廉価なリプリント。

>>Theatrum Chemicum Brittannicum

>>Hermetic Museum Restored

Banton Press

魔術、オカルト関係の書籍を出版。

Kessingerの本は大きいですがこちらのは新書サイズB6版くらいです。

>>錬金術の項目はこちら

MagnumOpus

TheAlchemyWebSite」からの刊行ブランド。品切なども多いですがサイトで再刊チェック。

Nicolas-Hays

ちょっと霊感がつよいが漂う神秘性は他の追従を許さない。

>>Jong女史の『逃げるアタランテ』

Krown & Spellman

モノホン。おいそれと買えるわきゃあないけど書誌情報などには利用できる。

Lund Theological Books

神学からクリスチャン・サイエンスまで。

Thames&Hudson

美しいヴィジュアル本を出版。

>>ド・ロラの図説錬金術邦訳

Taschen

廉価で美しいヴィジュアル本を多数出版。

>>ヘルメス博物館邦訳


■Webから文書を入手する

Coming Soon.....


日本語で読める錬金術文書


なんと24000円!再刊すべし! 

 

白水社・ヘルメス叢書

象形寓意図の書/他

魔術と占星術

自然哲学再興/他』

占星術または天の聖なる学

沈黙の書/ヘルメス学の勝利

賢者の石について/他

闇よりおのずからほとばしる光

 

アンドレーエ『化学の結婚』

陶工パリシーの博物問答

『ガバリス伯爵』

当サイトMacrocosm/マクロコスムは、古い錬金術の文書を翻訳しながらいろんなことを考えてみるサイトです。日々の翻訳の進み具合はブログ《まくろこすむ徒然日誌》の方でどうぞ。

錬金術の起源として必ずといっていいほどよく登場する『ヘルメス文書』の「ポイマンドレース」、ピマンデルなどとも呼ばれます。錬金術の開祖トリツメギストゥス(ヘルメス)が、グノーシス的な知識を語る「神」のような存在から、宇宙とこの世界の由来について壮大なヴィジョンを受け取る物語。

 

「三重に偉大なるヘルメス」が刻みつけた、錬金術の極意をあらわす碑文。モーセ十戒のごとく人類に与えられた奥義の箇条。ながきにわたる錬金術の伝統は全て、これへの膨大な注釈と言われることもあります。

 

印刷術の黎明期に突如あらわれ、錬金術界に多大な影響を与えた愛の化学操作の過程を示す20枚のタブロー。心理学者C・G・ユングによってその重要さが再評価された、錬金術図版の鋳型。伝説的な本文は、錬金術の伝統の源泉たる格言集です。

 只今鋭意作業中。

 
日々進行する(かもしれない)錬金術文書の翻訳をお届けする管理人ブログ。最新の記事はこちらからどうぞ。[★きまぐれ書覗]は最近読んだ書籍などの紹介、[映画/映像]についてもたまにレポートしてます。カテゴライズされてない隠れエントリーもたくさんあるので要注意。なお、書籍やDVDなどの紹介にはAmazonアソシエイト・セントラルに参加しております。ご了承くださいませ。
 

錬金術の古典文学では有名な、バシリウス・ヴァレンティヌスの12の鍵です。全ヨーロッパの錬金術師のあいだでは欠くベからざる重要書籍であって、ドイツ語フランス語ラテン語、各国言語に訳されています。いろいろな化学論集に収められて非常に重宝されてきた文書です。

 
『沈黙の書』 Mutus Liber [連作図版]

アルトゥスの作とされる謎めいた錬金術文書。本文はなく、無言のうちに錬金術の化学操作を明らかにしていると15枚のタブローです。仲睦まじい錬金術夫婦の共同作業は、賢者ニコラ・フラメルの妻ペルネルとの伝説を思わせます。

また、ヘルメス学の「農耕術」的な側面をかたる貴重な図版群。

 

だらだらと続けてきた訳文ですが、とうとう完訳致しました。御声援をくださったみなさま、有り難うございます。ミハエル・マイヤーの文体が特徴的なのか、この時代のものがみんなそうなのか、雅文で冗語性がたかいので、どんな日本語にするかだいぶ模索させられました。

 

アンドレ・ブルトンはじめパリのシュルレアリストを刺激してやまなかったニコラ・フラメルの黄金伝説。題名のとおり短く、もとは韻文の詩なので、気晴らしに、練習のため訳してみました。樹木と果実のアレゴリーから、錬金術作業というものが人為ではなく自然の助産であることを説いています。

 

ユングの引用や有田忠郎氏の訳業で知られる『賢者の石について』です。錬金術寓意を平明に説いた韻文詩ですが、わかりやすいが故にか何度読んで詩句が脳裏に残らないんですよね。ここでは、内容が汲み取りにくくなるのも、訳が恣意的になるのも覚悟のうえで、擬古文体の定型詩調で展開してみました。

 
■『太陽の光彩』 Splendor solis [解説と連作図版]

大英博物館所蔵、サロモン・トリズモジンの手になる書の挿絵は数ある錬金術図版の中でもあまりの壮麗さで有名。まさに壮麗(Splendor)なる錬金術のイコノロジー。

只今鋭意作業中。

 
■『新価の真珠』Pretiosa margarita novella de thesauro[第4章]

ラキニウスあるいはペトルス・ボヌスの『新価の真珠』という論集は、明晰な章立て、テーマ別の編集構成ゆえに古典的原典のなかでは読みやすく、錬金術の全体像が見えやすいと思います。ゆくゆくは前文を訳してみたいところですが、かなり浩瀚なシロモノなので、ここでは「親ごろし」の連作図版が附随されたまとめ部分、「金属練成の様式と方法」を掲載します。

 

プレティオティシマム・ドナム・デイ、すなわち『いとも貴き神よりの賜物』。15世紀あたりからヨーロッパ各地で翻訳されて、じつに60種ちかくの版があるらしい作者不詳の錬金術文学の古典。地域や時代によって異なるが、美しい12枚の連作図版が付属する。容器なかに展開する植物の育成や、王と妃の婚姻などはホムンクルス・ファンも必見。

 

『院長クレマーの告白』はあるベネディクト会の修道院に伝わるとされた術の秘奥書であり、成立年代は明かされていないものの、バシリウス・ヴァレンティヌス『12の鍵』と、トマス・ノートン『我を信じよ』とともに、『逃げるアタランテ』の著者ミハエル・マイヤーが1618年に編纂した『黄金の鼎(The Golden Tripod)』の一角をなす奇妙な錬金術書。

 

ミハエル・マイヤーは英国人が錬金術論集をまとめ上げるより先に、『院長クレマー』やノートン『叙階定式書』の重要さに気付き、これをボヘミアに持ち帰りました。先のヴァレンティヌス『12の鍵』とともに、この3論集が合本となり、 Golden Tripod すなわち「黄金の三脚」と名付けられます。

 

Links


錬金術文書のもつ聖なる神秘までもが余すところなく翻訳される中世英文書の翻訳サイト。英国の錬金術師ジョージ・リプリーの錬金術文書『12の門』は要チェック!

 
■錬金術概論への野望と挫折

管理人がこれまで書き散らした錬金術解説めいたもの。

苦しい、けど若さと勢いの雰囲気を買って、一応保存の方向。

●旧序文 / ●錬金術とは何か? / ●ヘルメス哲学概論

 

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Site History

2000.5 MacOS9を導入、Apple社のiToolsにてサイトを開設。ヨーロッパの旅行記や写真、錬金術や芸術、文学についてのエッセイなどをUp。

2002.9 iToolsの有料化にともなってサイト移転&リニューアル。「メリケン倶楽部」、模型部を併設。

2003.10 錬金術文書の翻訳開始。インプットとアウトプットの期間にバランスをとるのが難しくサイトは停滞。

2005.10 翻訳を進めるため一旦サイト閉鎖。

2006.1 再構成、サーバ移転。ちまちまブログは書いていたもののサイトはほとんど放置。

2007.3 ドリコムからはてなへブログ引っ越し。Amazonアソシエイト・セントラルに参加。古書ばかりで新刊にうとい。『逃げるアタランテー』をUPにともなって古い既訳も再掲載。

2007.10 FC2にサーバ移転。

2008.5 リニューアル。ブログのほうで翻訳を進め本家サイトは倉庫に。webの時代もずいぶん変わったもんだ。

2008.11 さらにリニューアル。

物質という牢獄に囚われた光、すなわち霊魂を解き放って解放すること、これが錬金術のめざす黄金、魂の贖罪をかなえることである。みじかい詩ながら、ここには万物創世の広大なヴィジョンがある。

 
 
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